趣味日语:再来一杯—特价招待券

来源:考试吧发布时间:2013-01-27

私がパーティーが好きなのは「これでおしまいよ、お代わりはだめですよ」と言われないことである。

  わが家での晩酌では必ず、このせふりが出てくる。おちょうしは三本、ワインなら女房と二人でフルボトル一本、これがリミットである。

  パーティではこのリミットがない。

  コンパニオン嬢は、私の手にしているグラスがカラッポであるのを見ると、いくらでもお代わりを持ってきてくれるのだ。

  こんな素晴らしいことがあろうか。

  しかし、カッコつけて言うわけではないけれど、パーティーの楽しみの、もっと大きい物は、旧友、知友に会えることだ。

  私のようなフリーランスの著述業者は、仲間と気軽に飲むことができない。

  サラリーマンのように組織の中でくらしていると、働く時もいっしょなら、休む時もいっしょだから、飲みに行くのも一緒にいける。

  フリーランサーはそれができない。各人が個別のスケジュールで動いているから、こちらの仕事が一段落ついたからといって、仲間を誘うわけには行かない。

  みんな、やたらに忙しいのである。

  だから、パーティーは仲間と久しぶりに顔を合わせ、歓談するいい機会なのだ。

  胃を切って入院していたとか聞いていた先輩が、意外に元気な顔色で、グラスを手に立っているのを見つけたりするとほっとする。

  愛人に逃げられたと言う噂の男が会場の隅のほうでしょんぼりしているのを見て、肩をたたいて励ましてやることもある。

  「向こうが勝手に逃げ出したのだから、手切れ金だって払わなくてすんだんだろ。女房に露見しないで一件落着したわけじゃないか。むしろラッキーだったと思うべきじゃないか。これからは奥さん一筋で、お励みなさいよ。な、元気を出して」

  変な励まして方ではあるが、もてない小生としては、内心言い気味だと思っているころがあるから、どうしてもこんなふうになってしまうのだ。

  ちょっとけちな話を書く。

  パーティーで「ご招待」をされることがある。誰々さんが再起する、お祝いと激励の会、なんてのがあって、案内状が届く。

  発起人の中には何人も親しい人がいて出席しないわけには行かない。それはいいのだが、会費が一万五千円のところが消してあって「ご招待」というはんこがおしてある。

  これがまずいんだよな。「ご招待」だからといって手ぶらではいけない。「お祝い」の袋を持参しなければならないが、これには一万五千円なんて半端な金額は入れられない。二万円という数字も日本では縁起が悪くて祝いことには不適、ということになっている。

  ウームとうなって、三万円を包みながら私は内心、「ご招待」は高くつくんだよなぁ、とつぶやくのである。

  译文对照:

  我这个人特喜欢聚餐会。因为聚餐会上没有人对我说:“这可是最后一杯了,不能再喝了。”

  在我家晚餐小酌时,每每听到这样的“台词”。我和我妻用酒壶酌的话,可喝三小壶:葡萄酒的话,两人喝一瓶。这是限度。

  聚餐会上没有这些规矩。

  当招待员小姐望见你手中的酒杯空空如也时,总要为你斟上新酒,从来不去干涉你已喝了几杯。

  不去聚餐会哪儿会有这种好事?

  不过,我并不是在说些冠冕堂皇的话,酒宴的愉悦更值得一提的是:知己故友的喜相逢。

  像我这样著书立说的自由撰稿人,不能轻而易举地与同仁们相聚开怀畅饮。

  我们不像公司职员,生活在集体之中,工作时在一块儿,休息时也在一块儿,喝酒就能相约同去。

  自由撰稿人却不能够。各人忙各人的事儿,都有自己的计划安排,虽说你自己的工作告一段落,却也不能邀同仁们相聚。

  大家都在忙自己的事,忙得不可开交。

  所以,聚餐会上是与同仁们久别重逢、畅谈而不苟言笑的好时机。

  当你看到一位你早有耳闻因为胃切除住院的前辈,满面红光地手持一高脚酒杯站在那儿时,你会为之怃然。

  有时,当你瞥见一位风闻被情人一走了之的某男沮丧地躲在会场上时,你会上前拍拍他的肩,说上几句宽心的话。

  “是人家随随便便一走了知的,这样你也不必花那笔赡养费不就了了吗?事情有没有败落得叫你老婆知道,这就妥啦,难道你不该想想这是一大幸运吗?从今以后,你和你老婆两个人就一心一意地过日子,好好干!打起精神来!”

  虽说,宽慰的话有些个不三不四的,尽管不包养情妇的鄙人内心也未尝不想:活该!但无论如何也得这样做。

  写了些鄙俗的事。

  在聚餐会中不乏招待(请客)之举。某某人东山再起啦,开个祝贺会,激励会什么的;有个什么什么的啦,就送来个请帖。

  发起人中有几位亲近知己,所以不好不去。 那倒也没有什么。只是招待券上在印有会费一万五千日元处用笔勾去代而言之以“招待券”的印戳。

  这可就难办啦。

  因为是承蒙招待,所以不得空手前去。必须带上一个“祝贺”的信袋什么的,这里面不能装入一万五千这样半拉咯叽的钱数,两万元这个数字在日本不吉利不易送人表示祝贺。

  我沉吟一下,包了三万日元装入信封内,可却在内心打起了小鼓:这招待会也未免太让人破费了。

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