近所に住む2匹のカエルがいました。
一ぴきは街道をはずれた深い大きな池を、もう一ぴきは街道ぞいの水たまりをすみかにしていました。
池のカエルは水たまりのカエルにたびたびいいました。
「ねえ、きみ、こっちの方がすみごこちが良いし、安全だから、こっちへひっこさないか」
しかし、水たまりのカエルは、ちっともその気になりません。
「住みなれたところをはなれるなんて、ぼくにはつらくてできないよ」
というのです。
こうやっているうちに、水たまりのカエルは、ある日、とおりかかった車にひかれて死んでしまいました。
人間も同じことです。自分の仕事がつまらないと思いながら、あたらしいところへいく勇気のない人は、けっきょく損をするのです。
附近住着两只青蛙。
一只住在远离街道的一个大水池里,另一只住在街边的积水沟里。
住在水池里的青蛙常常对住在水沟里的青蛙说:
呃,你看,我这边住着心情好,又安全,搬来这怎么样?
但是,住在水沟里的青蛙完全不在意,并回答说:从住习惯的地方搬走,太难受了所以不会搬走。
就在这期间的一天,住在水沟里的青蛙被一辆路过的汽车给轧死了。
人也是一样的。虽然认为自己的工作很无聊,但是又没有勇气走向新的地方,结果可能会遭到更大的损失。