漁師が海にアミを投げると、一ぴきの小さな魚がかかりました。その小さな魚は漁師にいいました。
「ぼくは、まだこんなに小さいのだから、いまはつかまえないで、放して下さいな。ぼくが大人になって大きな魚になったときに、またつかまえればいいじゃありませんか。そのほうが、あなたも得するでしょう」
「よせやい」と、漁師は言い返しました。
「たとえ、どんなに大きなえものだって、いつつかまるかあてにできないものとひきかえに、ちゃんとここにつかまえたえものを逃がすほど、おれはバカじゃないぞ」
この話は、手に入れたものがわずかだからといって、もっと大きなもうけのあてもないのに、せっかく手に入れたものを手ばなすのはおろかなことだとおしえています。
渔夫向大海里刚一撒下网,就有一条小鱼上钩了。那条小鱼对渔夫说道:
我还这么小,现在不要抓我,放了我好吗?等我长大变成大鱼的时候再抓住不是很好吗?那样,你也能够获利啊!
渔夫应答说:不要再说了!
不管是多大的东西,什么时候能抓住不可能去那样期待,与此相反,好好的抓住手边的东西,不让它逃走。我可不是笨蛋哦!
这个故事告诉我们的是:尽管能得到的东西只有一点点,虽然也期待得到更大的利益,但是好不容易得到的东西怎么可能舍弃掉。