戦後最長の景気拡大が続いているというが、この春の賃金交渉は、それが実感されるような結果となるだろうか。財団法人社会経済生産性本部の機関紙が最近、経営者らに交渉の課題などを聞いている
据说如今正处于战后最长的“景气扩大”时期,但今春薪金谈判的结果能让人真实地感受到这种景气吗?最近,財団法人社会経済生産性总部的机关报,就谈判的主题等,采访了各经营者。
「賃金?賞与金といった経済的便益だけではなく、従業員がいきいきと働き、やる気?やりがいが見いだせる仕組みと環境づくりに取り組み、「人材への投資」によって従業員の満足に応えることが重要」と回答したのは新日本石油社長の西尾進路さんだ
“不但薪金、奖金这些经济利益显得重要,致力于机制和环境的打造,以激发员工的工作热情,让他们能够找到愿意做、值得做的动力,根据《人才投资》来满足员工的要求,这些也很重要。”——新日本石油公司总经理西尾進路如是回答。
アメリカンファミリー生命保険会長の松井秀文さんは「就労環境を整備し、社員の勤労意欲を高めることが、優秀な人材を確保し、企業競争力向上につながる」と答えている
美国家庭人寿保险公司会長松井秀文答道:“提供良好的工作环境,提高员工的工作积极性,能够确保优秀人才不流失,直接关系到企业竞争力的提高。”
国際競争が厳しいから「賃金水準を上げる環境にない」とする空気も経済界には強い。経営の内実も様々で一律には論じられないが、「会社のためにひと肌脱ごう」と、そんな気に従業員をさせるのも経営の手腕だろう
当今国际竞争激烈,因此,作为“提高工资水平的环境中所没有”的另一种氛围在经济界也很浓厚。虽然企业经营的实情各自不同,不能一概而论,但是,让员工自觉产生“为公司助一臂之力”的意愿,也是经营者的本领吧。
「今年を展望する上で参考となる書籍」という設問もあり、松井さんは教育者?森信三の「修身教授録」(致知出版社)を挙げた。戦前、師範学校で行った修身の授業の記録である
机关报还提出了“哪些书籍可以成为你展望今年的参考”这个问题,松井推举了教育者、森信三的《道德教育录》。这本书是战前作者在師範学校教授的道德课程的记录。
外資系の首脳が欧米のビジネス書などではなく、このような書を選んだことが興味深かった。西尾さんは司馬遼太郎の「菜の花の沖」を推している。
他不象外资系统的企业领袖那样选择欧美商务书,而是推举这样的书籍,十分有趣。西尾则推荐了司馬遼太郎的《油菜花海》。