二十七 其它
A:意味と用例
1、あっけにとられる=思ってもいなかったことに出会って驚きあきれる
例:日本人は結婚式に何百万ものお金を掛けるという話を聞いて、私はあっけにとられた。
2、後ろ髪を引かれる=後のことが心配で先に進めない?思い切れない様子
例:年老いた母を国に残して、後ろ髪を引かれる思いで国を離れた。
3、逆立ちしても=どんなにがんばっても出来ない
例:この問題は難しく私には逆立ちしても出来ない
4、背伸びをする=自分の年齢や能力以上のことをしようとする
例:まだ入ったばかりなのだから、そんなに背伸びをしないで、少しずつ仕事を覚えていけばいいですよ。
5、苦もない=どんな苦労も感じない?簡単に
例:大人にも分からなかった数学の問題を、中学生のおとうと学もなく解いてしまった。
6、 しゃくにさわる=不愉快で怒りの気持ちが怒り
例:十行に出ていた私より、私のノートを媚―していた木村さんのほうが成績がいいなんてしゃくにさわる。
7、 値を上げる=苦しさに耐えられないで、もう出来ないといったり悲鳴を上げたりする
例:このくらいの練習で音を上げていたらプロに離れないよ。
8、 念を入れる=とても丁寧に?注意深くする
例:今日は兄が恋人を連れてくるので、母は念を入れて掃除をしている。
9、 念を押す=きちがいがないように十分確かめたり注意したりする
例:「山田さんはいつも遅刻するから、今日も遅いかもしれませんね」「昨日念を押しておいたから、大丈夫でしょう」
B:練習:
(一)各文にあう慣用句を適当な形にして( )に書きなさい
1、小林さんはあだ間がよくてスポーツも出来て、とても優秀だ、私は( )も小林さんと同じようには出来ない。
2、学校の先生が万引きをして捕まったというニュースを聞いて私は( )。
3、 母に嘘を言って家を出たので( )思いだ。
4、 私は日本語を始めたばかりだから( )中級へ言ったら、きっと分からなくなってしまう。
(二)( )に適当な助詞を入れてから、右と左の言葉を線で結んで慣用句を作りなさい。
例:念(を) a.押す
1、しゃく( ) b.入れる
2、音( ) c.ない
3、念( ) d.さわる
4、苦( ) e.上げる
C 解答
B(一)1、逆立ちさして 2、呆気にとられた 3、後ろ髪を引かれる 4、背伸びをして
(二)1、に.d 2、を.e 3、を.b 4、も.c
二十八 人物
A:意味と用例
1、縁の下の力持ち=見えないところで皆のために、働いている人
例:彼の仕事は、夜、私たちが寝ている間に線路を検査することだ、彼のような縁の下の力持ちがいるから、私たちは安心して電車に乗ることが出来る。
2、親のすねをかじる=大きくなった子供が、生活費や学費を親に出してもらって生活している
例:最近の学生は、まだ親のすねをかじっているのに車をほしがったり海外りょこうをしたがったりする。
3、三日坊主=あきやすくて長く続きしない
例:健康のために毎朝ジョギングをしようと思ったが、三日坊主で終わってしまった。
4、元も子もない=利益だけでなく、はじめから持っていたものもなくしてしまう?すべてなくなってしまった
例:いくら働いてもボーナスを全部競馬に使ってしまうのでは元も子もないですね。
B:練習:
(一)各文にあう慣用句を適当な形にして( )に書きなさい
1、娘:お母さんは( )ね。
母:どうして?
娘:だって、ほかの人には分からないけど、家族のために色々してくれるから。。。。
2、姉は健康のために早起きをするといったが( )で、一週間もつづかなかった。
3、 親と一緒に住んで、そのうえ( )いるうちは、親の言うことを聞かなければならない。
4、一生懸命貯金したのに、株を買ったら、値下がりして( )しまった。
(二)各文にあう慣用句を適当な形にして下から選んで( )のなかに書き入れなさい。
1、マネージャーは( )となってチームを支えている。
2、( )いる身なので、親に文句は言えません。
3、私は( )で、日記を書き始めても習慣とつづかない。
4、 せっかく病気が治ってきたのに、タバコをすって、お酒も飲んでしまって、( )。
a、三日坊主 b、縁の下の力持ち c、元も子もなくなった d、親のすねをかじる
C:解答
B(一)1、縁の下の力持ち 2、三日坊主 3、親のすねをかじって 4、元も子もなくなって
(二) 1、b 2、d 3、a 4、c