二十三 精神、性格(1)
A:意味と用例
1、気が多い=興味や関心のあるのが次々と変わる?気持ちが変わりやすい
例:彼女は機が多くて、見るたびに違う恋人を連れて歩いている。
2、気が重い=気分がすっきりしない?やる気になれない
例:今日は苦手な水泳の授業があるので、朝から気が重い。
3、気が散る=気持ちをひとつのことに集中できない
例:人がたくさんいるところでは、気が散って本が読めない。
4、気がつく=1)今まで意識になかったことを意識するようになる;2)細かいところまで注意が行き届く;3)失っていた意識を取り戻す‘目が覚める
例:1)夫は私が髪形を変えたのに気がつかないようだった。
2)あの看護婦さんはよく気がつく人だ。
3)気がついたら朝だった。勉強しながら寝てしまったらしい。
5、気が強い=性格や考え方がはっきりしていて積極的で、あまり他人の意見に従おうとしない。
例:田中さんはとても気が強くて、会議で上司に自分の意見を批判されても負けずに言い返す。
B:練習:
(一)各文にあう慣用句を適当な形にして( )に書きなさい
1、今、大切な問題について話し合っているところですから、そこで騒がないでください、気が( )。
2、本田さんは気が( )から、ひとつのことを一生懸命できない
3、おとうとが( )から、よく友達を怒らせてしまう。
4、駅まで行ったとき、宿題を忘れたことに気が( )ので、急いで家に戻った。
5、弟が風邪を引いてしまったので、代わりに私が試験の結果を見に行ったが、おとうとは不合格だった。このことをおとうとに伝えなければならないと思うときが( )。
a、多い b、重い c、散る d、つく e、強い
(二)各文にあう慣用句を適当な形にして下から選んで( )のなかに書き入れなさい。
1、田中さんは次から次へと趣味を変える。( )人だ。
2、これからずっとあのいやな上司の下で仕事をするのかと思うと、()なる。
3、テレビの音、小さくしてよ。( )勉強できないよ。
4、忘れ物をしたことに( )ので、急いで取りに帰った。
5、( )姉は隣の部屋がうるさいと、直接文句をいいに行く。
a、気が強い b、気が散る c、気が重い d、気がつく e、気が多い
C:解答
B(一)1、c 2、a 3、e 4、d 5、b
(二)1、e 2、c 3、b 4、d 5、a
二十四 精神、性格(2)
A:意味と用例
1、気が遠くなる=時間や数量の多さに驚いて、何も考えなくなる?意識がなくなる
例:自転車で日本一周するなんて、気が遠くなるような話だ。
2、気が長い=のんびりしている
例:弟は美味しい柿を食べたいからと、柿の種を巻いた。実が出来るまで何年もかかるのに、本当に気が長い話だ。
3、気が短い=すぐに起こったり、いらいらしたりする
例:父は気が短い。私や妹がいわれたことをしないとすぐ怒る。
4、気が弱い=性格や考え方が消極的で、自分の気持ちをはっきり言うことが出来ない。
例:最近は自分の子供を厳しく叱れない気が弱い親が増えている。
5、気に入る=好きになる?これはいいと思う
例:今借りている部屋は、駅から少し遠いが、広くて、静かで、日当たりがいいのでとても気に入っている。
B:練習:
(一)各文にあう慣用句を適当な形にして( )に書きなさい
1、プレゼントです。( )いただけるといいんですけど。。。。
2、?コーヒーまだかなあ?
?( )ね。今、注文したばかりだよ?
3、木村さんは( )ので、上田さんに?好きです?ということが出来ない。
4、息子が事故にあったという知らせを受け、( )。
5、山田さんは( )から、約束した友達を何時間でも待てる。
(二)各文にあう慣用句を適当な形にして下から選んで( )のなかに書き入れなさい。
1、明日までにこんなにたくさんの仕事を終わらせなければならないなんて、考えただけて、( )なる。
2、2時間も遅れた友達を待っているなんて、( )人ですね。
3、約束の時間に10分遅れただけなのに、( )林さんはもういなかった。
4、おとうとは( )から?いやだ}といえないで、いつも大変な仕事を押し付けられている。
5、今日、恋人が家に来ることになっているが、両親が彼女を( )くれるかどうか心配だ。
a、気が遠くする b、気が弱い c、気が長い d、気に入る e、気が短い
C:解答
B(一)1、気に入った 2、気が短い 3、気が弱い 4、気が遠くなった 5、気が長い
(二)1、a 2、c 3、e 4、b 5、d