十三 肩、腕、指
A:意味と用例
1、肩をならべる=地位や力が同じくらいになる
例:一生懸命勉強して、成績がいい人と肩を並べれるようになった。
2、肩を持つ=味方をする
例:先生が特定の学生の肩を持つのはよくないことだと思う。
3、腕がいい=技術がとてもいい
例:彼は料理の腕がいいので、高級レストランに就職できた。
4、腕が上がる=上手になる
例:いいコーチに教えてもらったので、ゴルフの腕が上がって、優勝することが出来た。
5、指をくわえる=自分もほしい?したいと思うが、出来ないので、羨ましく思いながら見ている様子
例:風邪を引いて寝ている妹は、友達が元気に遊んでいるのを指を加えてみていた。
B:練習:
(一)各文にあう慣用句を適当な形にして( )に書きなさい
1、一生懸命練習したから、去年よりテニスの( )と思う
2、学生時代は先輩だった人は、今は同じ会社で部長として( )いる。
3、博はテレビゲームがほしかったが、小遣いがなくて買えないので、友達が遊んでいるのを( )見ているだけだった。
4、あの歯医者は()から、入れ歯がぴったりあう。
5、皆は私の意見に批判的だが、社長は私の( )くれているから頑張ってみよう。
(二)各文にあう慣用句を適当な形にして下から選んで( )のなかに書き入れなさい。
1、彼と私は学生のとき成績が大体同じで( )いた。
2、私と妹が喧嘩をすると、母はいつも妹の( )私を怒る。
3、あの人はつりの( )ので、いつもたくさん釣ってくる。
4、一人暮らしを始めてから、料理の( )、友達が美味しいといってくれる。
5、私は泳げないので、皆が楽しそうに泳いでいるのをプールサイドで( )見ていた。
a、腕が上がる b、指をくわえるc、肩を並べるd、腕がいい e、肩を持つ
C:解答
B(一)1、腕が上がった 2、肩を並べて 3、指をくわえて4、腕がいい 5、肩を持つ
(二)1、c 2、e 3、d 4、a 5、b
十四 手(1)
A:意味と用例
1、手が空く=一区切りついて、暇になる
例:やっと手が空いたから、食事にしよう。
2、手がかかる=時間や労力が必要で面倒だ?世話をするのが大変だ。
例:子供がまだ小さくて手がかかるので習い事をする暇もない。
3、手が足りない=働く人の数が足りない
例:5人来るはずのアルバイトが二人しか来なくて、手が足りなくなった。
4、手が出ない=自分の力ではどうすることも出来ない
例:日本語の勉強を始めたばかりなので、こんな難しい試験にはまったく手が出ない。
5、手がない=方法や手段がない
例:私の田舎は就職先が少ないので、都会に出て行くよりほかに手がない。
B:練習:
(一)各文にあう慣用句を適当な形にして( )に書きなさい
1、これは高すぎて、私には( )。
2、駅からホテルまで遠いが、バスもタクシーもないので、歩くよりほかに( )。
3、 A:今日、昼ごはん、一緒に食べに行かないか。
B:仕事がたまっているから、ちょっと昼までには( )と思うよ。
4、あの子は赤ん坊のときからよく病気をして、( )大変だった。
5、引越しをするとき、( )ので、先輩にも来てもらった。
(二)各文にあう慣用句を適当な形にして下から選んで( )のなかに書き入れなさい。
1、そちらの仕事の( )たら、こちらを手伝って頂けませんか?
2、「熱帯魚を買っているんですか?( )でしょうね」
「ええ、水の温度とか、えさとか、いつも気をつけていなければならなりませんから」。
3、ちょっと( )ので手伝ってください。
4、東京の土地は高すぎて、サラリーマンには( )。
5、財布を落としたが、いくら探しても出てこないし、交番にも届いていないようだから、あきらめるよりほかに( )。
a、手が出ない b、手が足りない c、手がないd、手が空く e、手がかかる
C:解答
B(一)1、手が出ない 2、手がない 3、手があかない4、手がかかって 5、手が足りなかった
(二)1、d 2、e 3、b 4、a 5、c