十一 牙、唇、舌
A:意味と用例
1、歯を食いしばる=苦しさ、悲しさ、悔しさなどを一生懸命こらえる
例:体が小さいからバスケットボールはやめたほうがいいといわれたが、毎日歯を食いしばって練習して、レギュラー選手になることが出来た。
2、歯が立たない=自分の力ではかなわない
例:この問題は難しすぎて、私には歯が立たない。
3、唇をかむ=悔しさや怒った気持ちを抑えて我慢する
例:私の書いた作文が、悪いていとしてみんなの前で読まれて、唇をかんだことがある。
4、舌鼓を打つ=美味しい食べ物を食べて舌を鳴らず?舌鼓
例:りょこうの楽しみは、今日どりょうに舌鼓を打つことだ。
5、舌を巻く=言葉もだないほど、驚いたり感心したりする
例:彼女は5ヶ国語を自由に話せる。あの語学力にはしたを巻く。
B:練習:
(一)各文にあう慣用句を適当な形にして( )に書きなさい
1、久しぶりのご馳走に、皆( )。
2、この計算は難しすぎて、( )。
3、先生にA大学は無理だろうといわれたが、( )毎蘸螘r間も勉強して合格した。
4、入学試験の前日に交通事故で入院してしまい、病院のベッドで泣きたかったが( )我慢した。
6、 鈴木さんのお子さんはまだ5歳なのに、外国の首都を全部覚えているのには( )。
(二)各文にあう慣用句を適当な形にして下から選んで( )のなかに書き入れなさい。
1、子供たちがまだ小さいのに夫にしなれ、彼女は働きながら( )子供を育てた。
2、スポーツは私のほうが出来るが、勉強では彼には( )。
3、去年は試合に負けて( )悔しかったが、今年は勝つことが出来て大喜びだ。
4、皆は母の手料理に( )。
5、大学入試の問題を全部解いた中学生がいると知って、( )。
a、舌を巻く b、歯を食いしばるc、舌鼓を打つd、歯が立たない e、唇をかむ
C:解答
B(一)1、舌鼓を打った2、歯が立たない 3、歯を食いしばって4、唇をかんで 5、舌を巻いた
(二)1、b 2、d 3、e 4、c 5、a
十二 鄂、喉、颈
A:意味と用例
1、あごで使う=威張った態度で思い通りに人になにかをさせる
例:部長は「タバコを買って濃い」「お茶を入れる」と、女子社員をあごで使っている。
2、あごを出す=とても疲れ「もう、だめだ」という様子を見せる
例:はじめからそんなにがんばると、途中であごを出してしまうよ。
3、のどから手が出る=なにかがとてもほしい(のどから手が出るほどほしい)
例:ボーナスが出たので、のどから手が出るほどほしいと思っていたカメラを買った。
4、首にする=仕事をやめさせる?解雇する
例:不景気のため、社員の半分を首にしなければならない。
5、首を長くする=「まだか、まだか」と待ってる様子。
例:姉は面接試験を受けた会社からの通知を首を長くして待っている。
B:練習:
(一)各文にあう慣用句を適当な形にして( )に書きなさい
1、昔は夫が「あれをしろ、これを白」と妻を( )が、今は妻に()いる夫が多い
2、自分の家が( )ほどほしいが、東京ではとても買えない。
3、富士山の頂上に着いたときには、皆すっかり( )いた。
4、久しぶりに友達が遊びに来るというので、( )待っていたが、都合が悪くなってこられないという連絡をもらった、とても残念だ。
5、社長は自分の考えと合わないと社員を( )。
(二)各文にあう慣用句を適当な形にして下から選んで( )のなかに書き入れなさい。
1、兄は私を自分の部下のように( )。
2、初めてマラソン大会に参加したとき、半分も行かないうちに( )しまった。
3、( )ほど、車ほしいが、お金がないから買えない。
4、山口さんが会社のお金を黙って使っていたことを知って、社長は彼を( )。
5、母は、ドイツで仕事をしている兄の帰りを( )待っている。
a、のどから手が出る b、首にするc、首を長くd、あごが出す e、あごで使う
C:解答
B(一)1、あごで使った?あごで使われて2、のどから手が出る 3、あごを出して4、首を長くして 5、首にした
(二)1、e 2、d 3、a 4、b 5、c