●鶏群(けいぐん)の一鶴(いっかく)
多くのつまらないものの中に一つだけすぐれたものがまじっていること。
●鶏口(けいこう)となるとも牛後(ぎゅうご)となるなかれ
大きな団体に入って人の後ろについているよりも、小さな団体でそのトップとなるほうがよい。
●傾国(けいこく)
絶世(ぜっせい)の美女の意味。「国を傾(かたむ)ける」、すなわち国を滅ぼすほどであるということ。
●蛍雪(けいせつ)
苦労して学問に励(はげ)むこと。
●芸は身を助ける
習い覚えたことが生活するのに役立つ。
●下衆(げす)の後知恵
下衆(身分の低い者・心がいやしい者)は肝心(かんじん)な時に案が出ず、事が終わってからいい案を出すものだ、と言う意。
●毛を吹(ふ)いて疵(きず)を求む
毛を吹き分けてかくれているきずを探し出すように、他人のささいな欠点を探し出したり追及すること。
●犬猿(けんえん)の仲
非常に仲の悪いこと。
●犬馬の労
主君や信頼する人のために力を尽くして働くこと。