●ミイラとりがミイラになる
ピラミッドにミイラを探(さが)しに行った人が戻(もど)ってこなくなることからできたことわざで、他人を探しに行った人が戻(もど)らなくなって 同じように探される立場になること。
●身から出た錆(さび)
自分の作った原因や犯した過(あやま)ちなどのために苦しむこと。 類:自業自得
●水清ければ魚棲(す)まず
あまり水がきれいで透(す)き通っていると隠(かく)れる場所がないので、魚も住むことができない。人もあまりに清廉潔白(せいれんけっぱく)だと、人に親しまれず孤立(こりつ)してしまう。
●水心あれば魚心あり
相手の出方によってこちらにもやりようがある。
●水に油
互いにとけあわないことのたとえ。
●水は方円の器(うつわ)に随(したが)う
水は形がないものなので、入れる器によって丸くも四角にもなる。人もこれと同じで、周りの環境や友人によって良くも悪くもなる。
●三日見ぬ間の桜
たった三日見ない間に、つぼみだった桜は満開になってしまい、満開の桜は散ってしまう。物事の状態がわずかな間にどんどん変化する。
●三つ子の魂(たましい)百まで
幼い子供のころに身につけたことは、いつまでも変わらない。
●身に過ぎた果報(かほう)は災いの基(もと)
身分に過ぎた幸せは災難(さいなん)を招くもとになる。
●身にまさる宝なし
この世で自分より大事なものはない。
●身の程(ほど)を知れ
自分の力量・境遇(きょうぐう)を考えて、許されることか、許されぬことかの判断を誤らないようにせよ。
●身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ
水におぼれそうになったとき、悪あがきをすればよけいに深みにはまってしまう。自分の体を捨てるようにすれば体が浮き、背がとどく浅瀬(あさせ)に出ることもできる。