●知音(ちいん)
よく心を知り合っている親友。知己(ちき)。
●知己(ちき)
真の親友。自分の才能や人柄(ひとがら)をよく知ってくれる人。また、知り合い、知人の意にも使う。
●竹馬(ちくば)の友
幼友達。いっしょに竹馬に乗って遊んだ幼(おさな)い時の友達。
●知者は惑(まど)わず勇者は恐れず
知識のある人は物事の道理に通じているから、事に当たって惑(まど)うことがない。勇気のある人は事に当たって恐れることがない。
●父の恩は山よりも高く母の恩は海よりも深し
父母の恩はきわめて大きい、という意。
●治(ち)に居て乱を忘れず
世の中が平和な時でも、乱れた時のことを考え、その用意を忘れない。
●血は水よりも濃(こ)い
他人よりは、やはり血のつながった身内のほうが頼りになる。血縁の力は強い。
●茶腹(ちゃばら)も一時(いっとき)
茶を飲んだだけでも一時的に空腹を忘れることができること。わずかなものでも一時しのぎにはなる。
●中原に鹿(しか)を逐(お)う
ある地位を得るために相争うこと。
●忠言は耳に逆らう
忠告の言葉は気にさわりがちだが、自分の行いにとってはためになる。
●長者の万灯より貧者の一灯
長者がささげる万の灯明より、貧者がささげる精いっぱいの一つの灯明を、仏様は喜ばれる。貧しい人の真心のこもったささげ物は、たとえわずかであっても価値がある、という意味。
●提灯(ちょうちん)に釣鐘(つりがね)
つり合わないものや比較(ひかく)にならないもののたとえ。 類:月とすっぽん
●塵(ちり)も積もれば山となる
ごくわずかなものでもたくさん積み重なると、ついには高大なものとなる。
●血を以(も)って血を洗う
親子・兄弟・肉親どうしが争うこと。
●沈黙(ちんもく)は金
あまりくだらぬことをしゃべるものではない。黙(だま)っているほうが立派(りっぱ)だ。類:言わぬが花