1、擬音語、擬態語の語形とアクセント
「’はアクセントの位置」
タイプ1、○’●○● / ○’●△●
例:ぐうぐう、ぺらぺら / あたふた、でこぼこ
タイプ2、○っ●’○ / ○ん●’○ / ○●’り(と)、○●’っと
例:ぐっすり、さっぱり / うんざり、ぼんやり / ずらり(と)、ずらっと
タイプ3、○っと / ○’っ○と / ○んと
例:じっと、ほっと / さっさと、せっせと / ちゃんと
●タイプ1は、「~(と)+動詞」「~する」は頭だかアクセント、「~だ」「~の」や「~に」などは平板アクセント。
●タイプ2「○●’り(と)」は、中高アクセントのほかに、尾高アクセントもある。
●タイプ3「○っと」「○んと」は、普通平板アクセントだが、語によっては頭だかアクセントになることもある。(さっと、はっと、うんと)
2、擬音語、擬態語の分野と用法
●自分の気持ちは、「~する」や「~した」で表すことが多い。
例:いらいら、うんざり、がっかり、すっきり、ほっと、わくわく
●ほかの人の表情や様子は、「~している」で表すことが多い。
例:おどおど、おろおろ、ぐずぐず、しょんぼり、にこにこ、もじもじ
●人やものの性質や味は、「~している」や「~した(人、もの)」で表すことが多い。
例:あっさり、からっと、さっぱり、しっかり、はっきり、ちゃっかり
●粘り気、湿気、触った感じなどは、「~する」「~している」「~した(もの)」で表すことが多い。
例:ざらざら、じめじめ、つるつる、ぬるぬる、ねばねば、べたべた
●ひどい状態、乱雑さ、触った感じ、余裕の程度などは、「~だ」や「~の(もの)」で表すことが多い。
例:ぎりぎり、ざらざら、だぶだぶ、ふらふら、ぼろぼろ、めちゃくちゃ