日语口语学习:関西弁講座 20

来源:网络发布时间:2009-01-14
第20回  【ぬくい】

  辞書には
  『〔形口〕卆ぬく・し〔形ク〕
  1 気候や温度が程よく気持がよい。あたたかい。《季・春》*名語記‐三「あたたかなるを、ぬくしといへる」
  2 金銭を多く持っている。裕福である。*雑俳・あふむ石「隣へぬくひ冬をみせ」
  3 鈍い。ぐずである。愚かである。のろまである。*俳・当流籠抜「談義はぬくひ波よする磯」
  国語大辞典(新装版)小学館 1988』
  と載っています。

  関西限定の言葉というわけではなさそうですが、方言には違いないようです。
  気温の場合にも、物の温度の場合にもどちらにも用います。

  【例】
  「今日はぬくいですねぇ」

  我が家の風呂の追い炊きコントローラには「保温」というボタンと「あったか」というボタンがあります。「あったか」ボタンを押すと設定した温度より+2℃高い温度まで追い炊きしてくれます。
  「あったか」という言葉はいかにも東京弁らしい響きがしますし、私も「あったか」などという言葉は使いません。
  でも、もし「あったか」ではなく「ぬくー」とか表示されていたとすれば、さすがに元関西人の私でもカッコ悪いと感じると思います。

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