国語大辞典(新装版 小学館 1988)には載っていません。
共通語でいう「鳥肌」のことです。
鳥肌は「立つ」といいますが、「さぶいぼ」は「立つ」とは言いません。
「さぶいぼ」は「出る」です。
【例】
「あーさぶ。さぶいぼ出るわ。」
寒さや恐怖などの強い刺激で皮膚に鳥肌ができることを「鳥肌が立つ」と言いますが、最近は「感動して鳥肌が立った」というような言い方が流行っています。
先日ラジオで「感動して鳥肌が立つ」というような言い方は誤りであると言っていました。確かに誤った使い方なのでしょうが、私は感動してぞくっとくる様子が伝わってくるようで、聞いていて特に不快感はありません。
なお、「感動してさぶいぼ出たわ」という言い方は聞いたことがありません。