聴解の問題は、１．絵のある、２．絵のない問題の２つに分かれています。
１．絵のある問題：
（１）形、方法 （２）時間の順序 （３）意向・推理 （４）グラフ
２．絵のない問題：
（１）手順・手続き （２）理由 （３）評価 （４）グラフ（５）公共放送 （６）その他 「絵がない」問題の中の（６）その他の問題文は、若い年代の人の会話で、とても短くて省略が多いです。あっという間に問題文が終わってしまうので、問題文を聞いている間は、緊張をずっと持続させてください。
質問は最初に１回、問題文が終わった後にもう１回言います。質問をよく聞いて、何が解答に求められているかをしっかり把握しましょう。問題文の中には、質問とは無関係の言葉や、解答者が迷いそうな文章がたくさんでてきますが、解答に関係したところだけを聞くようにしてください。わからない言葉があっても、問題文の前後の内容で意味がわかることもあるので最後までしっかり聞きましょう。
「絵がある」問題は問題文を聞きながら消去法「排除法」で違う解答に×をつけていくといいでしょう。
「絵がない」問題は、問題文のあとに、４つの選択肢があります。その選択肢は、単語だけの場合もありますし、長い文の場合もあります。その中から、正しい解答を一つ選びます。問題文と同じ単語や文が選択肢になる場合もありますが、１級の場合は、言い換えられることが多いので、問題文を聞きながら、言葉をメモするだけではなく、どんな言葉で言い換えられるかも考えたほうがいいでしょう。