「徹子の部屋」がきっかけで異色のパンダ本が生まれた。「パンダ通」。意外な事実と、珍しい写真が満載だ。
以电视节目“彻子的房间”为契机,一本关于熊猫的风格独特的书诞生了。这就是《熊猫通》。书中满载有关熊猫的不为人知的奇闻逸事和照片。
(1)パンダはどんな格好で眠るの?(答え:どんな格好でも眠れる)
(1) 熊猫的睡姿是怎样的?(回答:任何姿势都能入睡。)
(2)子どものパンダは何とほえる?(答え:犬のようにワン。歌うときはウィー)
(2)熊猫宝宝是怎么叫的?(回答:和狗的叫声一样是“汪”,唱歌的时候是“喂”。)
(3) パンダが初めて中国外に生きたまま輸送されたのはいつ?(答え:1936年。米国の女性探検家が連れて帰った)
(3)活着的熊猫最早被运送出中国是在什么时候?(回答:1936年。是由美国女探险家带回国去的。)
愛らしい容姿のパンダは、多くの関連本や写真集が出ているが、その中でも、「パンダ通」は異彩を放つ。女優?黒柳徹子さんのエッセーと、動物写真家の岩合光昭さんの写真、そしてその2人の対談が収録されている。
虽然此前也出版过很多描写有着可爱姿态的熊猫的相关书籍和写真集,但即使在这茫茫书海中,《熊猫通》也还是能大放异彩。书中收录了女演员黑柳彻子的随笔,动物摄影家岩合光昭所拍的照片,以及两人的对话。
ユニークなのは、話題の「濃さ」。黒柳さんといえば、女優や社会活動家として知られるが、実はパンダの長年の専門家だ。戦前、渡米した父からのおみやげで、パンダの存在を知って以来、長年あこがれ続けた筋金入りでもある。
这本书的独到之处在于话题的“深度”。以女演员和社会活动家而知名的黑柳女士实际上长期以来也是熊猫专家。战前,她从移居美国的父亲那里得到的礼物中知道了熊猫的存在。那之后,她就长年抱持着对熊猫的憧憬。
国内ではパンダの知名度も情報もない時代、洋書店で海外の写真集をめくり続けた。1972年に日本で初めて、上野動物園にパンダが来た日には、ドラマのリハーサルを抜け出して、動物園の入り口でパンダを載せたコンテナが着くのをひたすら待っていたという。そんな黒柳さんの語る様々なエピソードが面白い。
当时,熊猫在日本国内没有什么知名度,相关信息也没有,她就在外文书店中翻阅国外的熊猫写真集。1972年,熊猫第一次来到了日本的上野动物园。据说黑柳跷掉了当天电视剧的拍摄,在动物园的入口处一心一意地等待着运送熊猫的集装箱的到来。黑柳女士在书中讲述的诸如此类的各种逸闻实在是很有意思。
一方の岩合さんは、長いキャリアの中で、2003年に野生のパンダの撮影に成功した。野生のパンダの写真は、これまで撮影例が知られておらず、世界初と言われている。本書には、赤ちゃんを抱える野生の親パンダや、10頭の赤ちゃんが飼育センター室内で、大きなタオルケットの上にペタッと並んで寝ている様子など、あまり見られないカットが満載だ。
另一方面,岩合先生在经历了长期的职业生涯之后,终于在2003年成功地拍摄到了野生的熊猫。此前还没有过拍摄到野生熊猫的先例,岩合先生的照片被誉为世界第一张。书中收录了平时难得一见的场面,比如抱着熊猫宝宝的野生熊猫,还有在饲养中心的室内,10头熊猫宝宝并排睡在大毛巾被上的样子。
この本が出たきっかけは、テレビ番組「徹子の部屋」での収録だという。岩合さんは今年4月、前著「ネコを撮る」の好評を受け出演したが、黒柳さんは、同志の登場を待っていたかのように、パンダトークを全開に。ただ、ネコが話題だった以上、パンダの話ばかりでは番組が成り立たない。そこで、書籍上でもう一度対談を、という運びになった。
据说这本书的出版是以电视节目“彻子的房间”的内容为契机。岩合先生在今年4月出版了《猫摄影集》,在收到好评后再接再厉出击,而黑柳女士仿佛也是在等着这位志同道合者的出现似的,有关的熊猫对谈也全面展开。不过,由于此前是有关猫的话题,不可能在节目上尽说些熊猫的话题,因此,作为补偿而在书中又加上了另一次对话。
本のタイトル「パンダ通」は、岩合さんの提案で、パンダに通ずる「通」と、2人の「ツー」をかけたのだという。
根据岩合先生的提议,将通晓熊猫的“通”,和两人姓名中的“ツー(通)”相结合,从而产生了此次的书名——《熊猫通》。