日语阅读学习:日本は「日出づるところ」

来源:微学多语种频道发布时间:2008-11-07
ジョーンズ氏:鈴木さん、日本の方の話を聞いていますと、日本のことを「ニッポン」といったり「ニホン」といったりしていますね。どちらが正しいですか。
  鈴木氏:両方とも同じように使われているのですが、単独で使う場合ハ「ニッポン」と使うことが多いようです。たとえば、東京オリンピックでは、日本の呼ぶ場合、「ニッポン」を使いました。
  ジョーンズ氏:日本の国名はどこから出てきたのですか。
  鈴木氏:日本と言う呼び方になったのは、7世紀ではないかと言われています。両方の呼び方とも「日出づるところ」と言う意味で、聖徳太子が中国に送った国書に、自分の国のことをそう表現しているところから、とったとされています。
  ジョーンズ氏:ところで、日本がどうして「ジャンパン」になったんですから。 
  鈴木氏:それには、2つせつがあるようですよ。ひとつは、むかし、中国北部地方では、日本国のことをjihpenkuoと呼んでいたんですが、それをポルトガル人がZipanguまたはJipanguと聞いたというのです。
  ジョーンズ氏:そういえば、マルコ?ポーロの本ではZipanguと紹介していますね。
  鈴木氏:そうですね。もう一つの説は、中国南部地方で、日本のことをYatpunというのを、オランダ人が、Japanと聞いたと言う説です。
  ジョーンズ氏:日本の国旗は赤丸は太陽を表しているんですね。旗の意味と歴史をもう少し教えていただけませんか。
  鈴木氏:日本の国旗は、「日章旗」とも、「日の丸」ともいいます。両方とも「朝日の旗」と言う意味です。初めの頃のことはあまりはっきりしません。昔は神社の旗として使われていました。16世紀になって、日本を表す旗として船に掲げられ、1870年に商船に掲げる国旗として制定されました。
  ジョーンズ氏:アメリカの国章はワシですが、国章の代わりに2つの皇室のマークが使われることがよくあります。一つは16弁の菊の花、もう一つは桐のマークです。これは、日本人でも誤解している人が多くて、菊や桐のご紋章が国章だと思っていますが、そうではないんです。あれは皇室のご紋なのです。
  ジョーンズ氏:オリンピックで、日本の国歌を聞きました。なかなか落ち着いた曲ですね。
  鈴木氏:曲は、100年くらい前に
  作曲されたものですが、歌詞は1000年以上もまえの作品です。歌詞は、「古今和歌集」と言う古い歌集にある歌なんですが、作者は不明です。
  ジョーンズ氏:歌はどんな内容なのですか。
  鈴木氏:「天皇の御世は、千代に八千代も続くように。小さな小石が岩になって、それにコケが生えるほど先まで永遠に続くように」と言う意味です。
  ジョーンズ氏:小石が岩になるという考え方は面白いですね。
  鈴木氏:昔の人は、岩は小石や砂が長年かかって固まってできると、信じていたのでしょうね。
  ジョーンズ氏:アメリカ公衆国の国花はバラです。日本の代表する花はたぶん桜でしょう。
  鈴木氏:そのとおりです。日本中どこにでも桜の名所があります。桜は日本の神話にも出てきます。およそ一週間で散ってしまいますので、死に赴くさいの散り方潔さと気品の象徴として、昔は武士階級に受け取られていたのです。この資質が武士に高く評価されたんです。今でも満開の桜の花の下で酒宴を開いて花見を楽しめますし、現代日本人の心にも桜はいちばんなじみ深い花です。
纠错