マイケル・ジャクソンさん急死 スキャンダル 体むしばむ
迈克尔•杰克逊骤亡 丑闻 健康侵蚀
■「ムーンウオーク」社会現象に
■“杰克逊太空步”造成社会现象
25日に死去したマイケル・ジャクソンさんはポップスの歴史を塗り替えた文字通りのスーパースターだった。ダンスや映像を駆使した独自のパフォーマンスは若者に社会現象を巻き起こした。半面、私生活はスキャンダルとトラブルの連続で、ストレスからくる健康問題に悩まされた。
25日去世的迈克尔•杰克逊改变了大众音乐的历史,是位名副其实的超级巨星。他舞蹈和影像方面有自己个性的表演在年轻人中掀起了热潮,形成一种社会现象。另一方面,私生活上丑闻和麻烦不断,一系列的压力带来健康问题。
ジャクソンさんの人気を不動にしたのは1980年代の大ヒット曲「スリラー」。オオカミ男の特殊メーク姿でゾンビ姿のダンサーと踊るプロモーションビデオは、「音楽は聴くもの」という概念を覆した。
1980年代大受欢迎的歌曲《Thriller》奠定了杰克逊不可动摇的人气。狼人的特殊造型、僵尸舞者的宣传录像颠覆了“听音乐”的概念。
つま先立ちで後ろ向きに滑るように踊る「ムーンウオーク」も一世を風靡(ふうび)。まねをした若者がけがをするなど社会現象化した。ある音楽関係者は「見せる音楽はヒップホップをはじめとして今の音楽の基本となっている。ブラックミュージック界のビートルズといえるだろう」と評価する。
以脚尖向后滑步的“迈克尔太空步”也风靡一世。模仿的年轻人受伤等已经成了一种社会现象。某音乐关系者这么评价他:带来视觉享受的音乐以嘻哈为代表成为现在音乐的基本。可以说他是美国黑人音乐界的披头士。
しかし、栄光の陰では、常にスキャンダルと健康問題につきまとわれた。ジャクソンさんは体形維持のためもあり極端な小食で知られ、心配した母親らが無理に食事を取らせていたともいわれる。またハードスケジュールの中、病気などで入退院も繰り返した。1984年にはCM撮影中に事故で大やけどを負い、皮膚移植手術を受けたが、その際、痛みを抑えるため薬物が病みつきになったとされる。
但是,荣光的背面是丑闻和健康问题带来的不断困扰。据说杰克逊为维持体形吃的很少,甚至被担心的母亲等亲人强制进食。另外紧张的日程中因病不断进出医院。1984年CM摄制中因事故受重伤接受了皮肤移植手术。当时使用了抑制疼痛药物,而后依赖于此。
93年には皮膚の色素を作るメラニンが失われていく「尋常性白斑」という皮膚病との診断を受けたほか、95年にはリハーサル中に脱水症や低血圧で倒れ、一時入院した。
93年被诊断患上制造皮肤色素的黑色素流失的“寻常性白斑”,95年彩排中因脱水症和低血压昏倒入院。
しかし、何より健康を悪化させたといわれるのが1年以上続いた性的虐待罪の裁判だった。2005年6月には背中の痛みを訴え、病院の緊急治療室に運び込まれ、「ストレスで病院に来るにも大変なほど病状は深刻」(ジャクソンさんの広報担当者)で、一時は裁判の続行が危ぶまれ、死亡説も流れたほどだった。
但是,据说造成健康严重恶化的是持续了1年多的性虐待罪审判。2005年6月申诉背疼被送往医院急救室。“因压力到医院时病情已非常严重”(杰克逊宣传负责人),一度令人怀疑审判是否能够继续进行,甚至流传有死亡说。
度重なる整形手術による感染症の不安もあった。今年2月には英紙が、鼻を手術した際に抗生物質の効かないメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に感染、菌が全身に広がっており、病院に通っていると報道。関係者は「極めて健康」と打ち消したが、その後、7月に予定されていたロンドン公演が延期されるなど健康問題があらためて取りざたされていた。
多次整形手术也带来感染症的担心。今年2月英文报纸报道,为鼻子做手术时感染了耐甲氧西林金黄色葡萄球菌(MRSA),因病菌蔓延全身而来往于医院。相关者表示杰克逊“非常健康”对此予以否定。之后预定7月进行的伦敦公演的延期再次引起健康问题的议论。