ミャンマー国営紙は28日、昨年9月~今年1月に最大都市ヤンゴン郊外の工場や治安部隊を狙った爆弾事件の被疑者として、ミャンマー人11人が警察当局に逮捕されたと報じた。 国営紙に掲載された内務省発表によると、同国軍事政権は、11人を、「今年予定される総選挙の準備作業を妨げ、民主化を進める国家の平和と安定を危険にさらした」と強く非難し、押収した手製爆弾や起爆装置などの写真を公開。11人が、軍政と対立する少数民族の武装組織「カレン民族同盟」(KNU)の訓練を隣国タイで受けたと主張した。