日本人的子女教育观

来源:考试吧发布时间:2013-01-28

  娘が自慢(?)の姢颏肖盲丹辘惹肖盲俊¥猡Δ工埃禋rになるのだが、これまでほとんど髪の毛を切ったことがなかったので、腰に届きそうなくらい長かった。それを思い切って切ったのは「Locks of Love」(ロックス・オブ・ラブ)といって、かつらが必要な病気の子どもたちや大人に提供するためのプログラムに参加するためだ。

  近所に住む仲のいいお姉ちゃんが、髪を寄付したのを見て、娘も「切りたい」といいだした。私もいつかは娘の髪を役立たせたいと思っていたので、ちょうどいいタイミングだった。

  この「Locks of Love」(ロックス・オブ・ラブ)という名前、“Lock”とは、「鍵をする」などのロックと同じつづりではあるが、「髪の束」という意味がある。条件に合わせて自分で髪をカットして、団体に送ることもできるし、美容院でもやってくれる。美容院で髪の毛をカットする場合、洗髪とカット代は無料になるところがほとんどだ。お金はチップを払うだけでいい(チップもいらないとはいわれるが)。

  娘にとって初めての美容院。シャンプー台で髪を洗ってもらったり、手を引かれながら店内を移動したり、大きな鏡の前でヘアーカットしてもらい、プリンセス気分を味わった。

  三つ編みにして10インチ(約25センチ)が必要なため、想像していたよりも長さが必要だった。切った後はかなり短めの「おかっぱ頭」になってしまった。娘ははじめ、鏡に映った自分を「ちょっとプリンセスじゃないみたい」とすねていたが、店員たちからも「こんなにかわいい女の子、見たことないわ」とか「素敵ねぇ」「かわいいわ」と賞賛され、「気に入ったわ」といって満足そうに店を出た。

  今、髪を切ってから2週間がたったが、会う人、会う人から髪型が変わったことをいわれ、髪を寄付したことを告げると例外なく「素晴らしいことをしたのね。偉いわ」と誉めてもらえる。娘はテレながらも、まんざらでない表情を見せている。

  実は、私の妹は白血病で10歳の短い命を終えている。20年以上前の話だ。放射能治療で彼女の自慢だったきれいな姢鈷iけてしまっていた。おしゃれだった妹にとって、それはとてもつらいことだった。「おねえちゃん、きれいでしょ」といって髪をとかしていた元気な頃の妹の姿を今でも思い出す。あの時、かつらをもらっていたら、どんなに喜んだだろう。「Locks of Love」のホームページには、かつらを提供された子どもたちのうれしそうな笑顔が載っている。娘の髪が、ひとりの子どもの笑顔を作り出してくれると思うと、とてもうれしく思う。

  ○……今週の土曜日、日本語補習校で邉踊幛ⅳ盲俊Qa習校では、いろいろな日本的行事を工夫しながら行っているが、この邉踊幛献婴嗓猡郡沥环瑯Sしみにしている行事だ。万国旗がはためく中、「玉入れ」や「二人三脚」などアメリカの学校ではなかなか体験できない競技をした。今年から加わった競技の中に「馬跳び」があったが、知らない子どもたち多く、2人が交互に馬跳びをしていくという日本では誰もが知っていることがわからなかったらしい。見ていたら子どもたちは助走を大きくとってやっと跳べていた。跳び箱をやったことがないという子どもが多いので、仕方がないことなのだろう。

  古川直子(ふるかわ・なおこ)さんのプロフィール

  元スポーツニッポン新聞記者。長男が3歳半で渡米。長女を米国で出産。子育て歴は日本より米国のほうが長くなった。甘すぎて食べられなかったケーキと、薄すぎると思ったダンキン・ドーナッツのコーヒーが好物になった。野球はレッドソックス、アメフトはペイトリオッツのファン。すっかりニューイングランドの人間になってきたとイギリスでは、子どもたちが4歳から学校に通うことが普通だ。義務教育は5歳からなのだが、1年生の下に「レセプション・クラス」という4歳児を対象にした学年があって、小学校への入学手続きはこの学年に入る時に行われる。

  4歳といえば、日本ではまだ幼稚園か保育園に通う年齢である。私は二男が「レセプション・クラス」に入った時、学校生活は遊びが中心なのではないかと思っていたが、そうではなくて、教室で読み書きや計算など本格的な学習が行われた。英語の本を毎日持ち帰って自宅でも読み方の練習をしなくてはならなかったので、息子がかわいそうに思えた。

  幼児を学習させることについては、幼児教育関係者の間では批判があるとはいえ、すでに制度として定着しているのが実態。イギリス人の親たちは、わが子が早くから読み書きを覚えることを喜び、支持しているように見える。

  私は最近、ウェールズ(注1)に仕事で行って、ウェールズが幼児をのびのびと遊ばせる体制に移行中であることを知った。ウェールズはこれまでイングランドと教育体制を共有していたので、4歳児からの「早期教育」も実施していた。しかし、「幼いうちから机に座らせて学習させることは逆効果」との結論に達し、方針転換したという。3歳から7歳までを「基礎段階期」として独立させ、戸外での活動を重視して幼児が遊びながら学び、社会性を身に付けていくような体制にする予定で、2008年度の実施を目指して現在、カリキュラムを作成中だ。フォーマルな学習の開始は子どもが7歳になるまで待つという。

  ウェールズ地方政府のロドゥリ・モーガン首相は「私たちがイングランドと違う教育政策を実施するのは、画期的なことです」と胸を張っていたが、私は両手を上げて賛成したい気持ちだった。4歳の子どもを学習させることが望ましいとはとても思えないからだ。思いっきり外で遊び、自分の周りの世界を発見することこそが、幼児には必要なのではないだろうか。

  ウェールズの決定がイングランドにも及び、幼児が学習の重圧から解放されることを、私はひそかに願っている。

  (注1)イギリス連合王国はイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドから成り、ウェールズはイングランドの中西部に位置する。スコットランドと北アイルランドは歴史的に独立性が高いが、ウェールズはイングランドの影響を最も強く受け、1999年に独立行政@構ができるまで、あらゆる行政制度をイングランドと共有してきた。

  阿部菜穂子さんのプロフィール

  1981年、国際基督教大学卒業後、毎日新聞社入社。同社京都支局、社会部、政治部、外信部など勤務後、95年、退社してフリーに。2001年8月から英国・ロンドンに在住し、「サンデー毎日」など日本の雑誌に英国事情を執筆。英国人の夫と、12歳、6歳の男の子の4人暮らし。2004年夏、イギリスの保育・教育事情をまとめた「異文化で子どもが育つとき」(草土文化)を出版した。
まもなく5歳になる長女と2歳半の二女がいる。長女が2歳を過ぎたころから保育施設に少しずつお世話になり、お弁当を持たせるようになって早3年になる。最近、子どもの幼稚園で他の子どもたちのお弁当を見る機会があった。

  オーストラリアでは保育園などで給食が振る舞われるところもあるが、お弁当を持参させるところのほうが多い。

  長女が保育園に行きはじめた当初は離乳食の完了期にあった。家では具だくさんの味噌汁などを利用して子どもに野菜や肉、魚を食べやすいようにほぐし与えていた。しかし、お味噌汁を持参させ、保母さんに「これを適温に暖めて、ご飯と一緒にうまくあげてください」と頼むわけにもいかず、オーストラリア生活の子育てにまだ不慣れだった私は、サンドイッチやおにぎりなどを悩みながら持たせたものだった。

  最近は子どもも大きくなってきたので、離乳食の悩みはなくなった。そして、子どもが拒否しない限り、自分流のお弁当を持たせる決心もついた。そんな中、長女が通う幼稚園でデイリーロースター(幼稚園1クラスの中からひとりの親が出席し、終日、園児と過ごごしながら先生を手伝い、楽しい?1日を過ごすもの)を経験した。毎日、クラスの中の誰かしらのお母さん(お父さん)が来ているので、子どもたちも慣れたもので、自分の親が来ている子どもは大変興奮して、うれしそうだ。そのときに、私が興味のあったお弁当の時間も子どもたちと一緒に食べることができた。

  さて、その中身はというと、ほとんどの子どもはサンドイッチをメーンにしている。サンドイッチにはさまれているものは、ハム、チーズ、ベジマイト(オーストラリアで有名な製品。野菜を原料にして発酵したペースト)、ジャムなどだ。明らかな形で野菜がはさまれているものは見かけなかった。メーンのほかには、果物やマフィン、ヨーグルト、などの甘いものが人気のようだった。しかし私を驚かせたのはランチボックスの中にサンドイッチのほか、ボップコーン、コーンフレークなどの小袋が2、3入っていたお弁当だった。

  そのお弁当箱を開けた子どもはサンドイッチをひと口かじり、ゴミ箱に入れ、お菓子の袋をすべて開け、どの袋も中途半端に終わらせて捨てていた。まあこれは極端な例にしても、バランスのいいお弁当を食べている子どもは少ないように思えた。

  あるオーストラリアのリサーチで、小学生の5人に1人、高校生の4人に1人が朝ごはん抜きで学校にやってくるという。体や脳が成長する大事な時期に朝食を抜いたうえ、昼ごはんもスナックのような食べ物を食べていたら学校生活に支障をきたすだろうと、他人の子ながら心配になった。

  小学校以上の学校にはタックショップと呼ばれる売店がある。学校によって違いはあるが、そこで販売されるものはジュースや、サンドイッチなどのほか、アメやスナック菓子、ピザなどがあるようだ。スナック菓子やジュースで血糖値をすぐに上げれば、一時的に満足は得られるけれど、すぐに空腹になってしまう。そして、また同じような食事をしてしまい、太っているのに栄養失調の子どもが出来上がってしまうだろう。今、オーストラリアでは肥満と糖尿病が国民の健康をおびやかしている。学校の食堂でも朝食を販売したり、栄養価のいい食品を置くような動きが出てきている。

  オーストラリアにはおいしいフルーツがたくさんあるし、主食であるパン類の種類も豊富だ。これを利用して、お弁当を用意してあげたいものだ。

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