*~か~ない(かの)うちに/~か~ないかに

来源:网络发布时间:2010-04-21

  042 *~か~ない(かの)うちに/~か~ないかに
  動詞:原形  +  か、動詞:ない形  +  かのうちに
  うちに
  かに
  【会話】
  小平:あれ、まだ八時か。夕御飯から一時間たつかたたないかなのに、なんだかお腹が空いたなあ。
  良子:今、食器を洗い終わったばかりなのに・・・。
  小平:口に入る物なら何でもいいから、何かないの?
  良子:あ~あ、片づくか片づかないうちに、またそんなことを言われてもねえ。これじゃ気が休まる暇もないわ。
  【解説】
  これらの文型は「~すると、すぐ~した」(連続発生)という意味を表します。既定事実なので、習慣を述べる場合以外は文末は完了形(「た」形)になります。同時発生を表す文型は多くあり、「~が早いか」(→ 文型046)、「~なり」(→文型280)、「~とたんに」(→文型 148)や「~そばから」(→文型 127)、「~や否や」(→文型428)などですが、各項を参照してください。
  注意してほしいのは、上記の文型はどれも「~と、すぐ~」のグループで、後件で「~たい・~つもりだ・~だろう」などの意志・推量表現は使えません。これは条件を表す「と」と「たら」の違い(→資料・)から発生したものです。○ 帰ったら、すぐうがいをしなさい。× 帰ると、すぐうがいをしなさい。
  【例文】
  1.ホームに着くか着かないかに、発車のベルが鳴り出した。
  2.彼女は、会社から送られてきた不採用の通知を読むか読まないうちに、わっと泣き出した。
  3.彼はベットに横になるかならないうちに眠ってしまった。
  4.黒い雲が現れるか現れないうちに、激しい突風が吹き荒れ、その妖怪は姿を現した。
  5.この店のパンは、店頭に並ぶか並ばないかのうちに、飛ぶように売れていく。
  【例題】
  1) 夜(が/を)明けるか(明ける/明けない)うちに、母は台所に立って朝御飯の支度(が始まった/を始めた)。
  2) 解答を(書く→    )終えるか(終える→    )かのうちに、試験官の「そこまで」という声( ) した。
  【前課の解答】
  1) ったら(「~と言ったら」の口語→文型219)/まで/もう
  2) 怒り(→文型137)/か/立ち(→文型003)

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