十九 腰、臀
A:意味と用例
1、腰を折る=とちゅうで邪魔をしたり、勢いを弱らせたりする
例:教授は、遅刻してきた学生に話の腰を折られて不機嫌になった。
2、腰を抜かす=とても驚いて腰の力がなくなり、立てなくなる。
例:山を歩いてたら、突然くまが出てきたので、腰を抜かした。
3、尻が重い=物事をなかなか始めようとしない
例:急ぎの仕事なら田中さんには頼まないほうがいいよ、あの人は尻が重いから。
4、尻に火がつく=物事が差し迫って、落ち着いていられなくなる
例:「時給のいいバイトがあるんだけど、やらないか?」
「今、それどころじゃないんだ、卒論の締め切りが来週で、尻に火がついてるんだよ」
5、尻をたたく=物事を進ませたり、一生懸命にやらせたりするために、叱ったり励ましたりする
例:「まだ若いのに疲れた疲れたばっかり言っていないで、しっかりしなさい」と私は叔母に尻をたたかれた。
B:練習:
(唬└魑膜摔ⅳ?T用句を適当な形にして( )に書きなさい
1、将来の計画について話をしているとき、黙って聴いていた友達に「もっとよく考えたほうがいい」と話の( )。
2、 A:この仕事、林さんに頼もうと思っているんだけど???
B:急ぐ仕事だったら、あの人には頼まないほうがいいと思うよ。
B:林さん、( )から、始めるまでに時間がかかるよ。
3、「5年も彼女と付き合っていて、まだプロポースしていないの?早くしなさいよ」と友達に( )。
4、宝くじ手1億円当たったと聞いて、( )。
5、あの作家はいつも書くのが遅くて、( )と原稿を書かない。
(二)各文にあう慣用句を適当な形にして下から選んで( )のなかに書き入れなさい。
1、私が野球の話しをしているのに、お腹が空いたなんていって話の( )でください。
2、夜、暗闇から突然猫が私に飛び掛ってきて、( )しまった。
3、姉は( )て、「掃除をしよう」といってから、1時間以上も立つのに、まだ掃除を始めない。
4、( )から、準備を始めても遅い。
5、子供がテレビに夢中で勉強始めないから、「早く勉強しなさい」と( )。
a、腰を抜かす b、腰を折る c、尻をたたく d、尻が重い e、尻に火がつく
C:解答
B(一)1、腰を折られた 2、尻が重い 3、尻をたたかれた 4、腰を抜かした e、尻に火がつかない
(二)1、b 2、a 3、d 4、e 5、c
二十 足、膝
A:意味と用例
1、足が出る=予算や収入より支出が多くなる
例:みんなから5千円ずつ集めてパーティーをしたが、足が出てしまったので、後千円ずつ集めることにした。
2、足が棒になる=足がとても疲れる
例:もう3時間も歩いたのに、まだ2時間も歩かなければ鳴らないなんて、ついたころには足が棒になってしまう。
3、足の踏み場もない=物がひどく散らかっている様子
例:昨日引っ越したばかりなので部屋の中は足の踏み場もないほどに散らかっている。
4、足を延ばす=ある場所へ行ったついでに、その先のところへ行く
例:日本での仕事が予定より早く終わった、アメリカへ帰るまいに香港に足を延ばしてみようと思っている。
5、膝を乗り出す=興钉韦ⅳ朐挙艘??欷啤⑻澶蛳嗍证韦郅Δ亟?扭堡?br> 例:彼の話がとても面白いので、皆膝を乗り出して聞いている。
B:練習:
(一)各文にあう慣用句を適当な形にして( )に書きなさい
1、一月の食費を3万円と決めているが、今月は友達とフランス料理のレストランで食事をしたので、2千円ぐらい( )。
2、5時間も歩き続けたので、( )しまった。
3、脱いだものも洗濯したものも片付けてないので、部屋の中は( )。
4、「この地図によると、この博物館から歩いて10文ぐらいのところに美術館があるようだよ。今、何をやっているのかな」
「このポスターそうじゃない?日本近代美術の歴史だって」
「へええ、おもしろうそうだから、ちょっと( )見ようよ」
5、私の友達は、野球が大好きで、野球の話しになると( )来る。
(二)各文にあう慣用句を適当な形にして下から選んで( )のなかに書き入れなさい。
1、今月は予定以上の買い物をしたので、( )しまった。
2、新幹線が込んでいて、3時間ずっと立っていたので、ついたときには( )いた。
3、1ヶ月掃除していないので、私の部屋は( )。
4、いとこの結婚式で奈良へ行ったついでに京都まで( )。
5、釣りが好きな田中さんは、釣りの話になると( )来る。
a、足が棒になる b、足が出る c、膝を乗り出す d、足の踏み場もない e、足を延ばす
C:解答
B(一)1、足が出た 2、足が棒になって 3、足の踏み場もない 4、足を延ばして e、膝を乗り出して
(二)1、b 2、a 3、d 4、e 5、c