●災いを転じて福となす
悪い出来事があってもくじけずに、むしろそれをうまく利用して幸福をつかむきっかけにする。
●和して同ぜず
人とのつきあいは、調和するように心がけるべきだが、むやみに妥協(だきょう)したりしてはいけない。
●渡(わた)りに舟
何かをしようと思っているところへ思いがけなく都合の良いことがおこること。
●渡る世間に鬼はない
世間には薄情(はくじょう)な人ばかりであるということはなく、情け深い人もいる。
●笑う門(かど)には福来る
いつもにこにこしている門(もん=一族、一家族)には自然と幸福がやってくる。
●われ鍋(なべ)にとじ蓋(ぶた)
破損(はそん)した鍋にも、それに似合う繕った蓋があるということから、似通った者同士が結婚する。だれにでも相応の配偶者(はいぐうしゃ)がある、という意。