1、光る、揺れる
副詞。決まった動詞と一緒に使うことが多い。また、「~している」の形で使うことも多い。
①、きらきら(副詞、~する)
小さく細かいものが、繰り返し美しく光輝く様子。(~光る、~輝く)
○、ダイヤモンドがきらきら光っている。
○、太陽の光で波がきらきら輝いている。
②、ぴかぴか(副詞、~だ、~の、~する)
光を出して、強く輝く様子。また、磨かれたものが光る様子。(~光る、~輝く)
○、新しい百円玉がぴかぴか光っている。
○、ネオンサインがぴかぴか光っている。
がたがた(副詞、~する)
硬いものと硬いものがあたる音や様子。(~いう、~鳴る)
寒さや怖さで震える様子。(~震える)
○、風で戸ががたがた鳴っている。
○、寒さで体が、がたがた震えた。
④、ぐらぐら(副詞、~する)
繰り返し大きく揺れる様子。また、不安定な様子。(~揺れる、~動く、~する)
○、地震で家がぐらぐら揺れた。
○、このいすはぐらぐらしていて、座りにくい。
⑤、ゆらゆら(副詞、~する)
静かに軽く揺れる様子。(~揺れる、~動く)
○、ろうそくの火がゆらゆらしている。
○、風で木の枝がゆらゆら揺れている。
ワンポイントレッスン
擬音語、擬態語は、カタカナで書くこともある。特に、音を表すものは、カタカナで書くことが多い。
○、ダイヤモンドがキラキラ光っている。
○、雨がザーザー降っている。
○、雷がゴロゴロ鳴った。
○、犬がワンワンほえている。
2、流れる、落ちる
副詞。決まった動詞と一緒に使うことが多い。
①、ちょろちょろ(副詞、~する)
水などが少し流れる音や様子。(~流れる、~出る)
小さいものが、すばしこく動き回る様子。(~する、~動く)
○、水道の水がちょろちょろ流れている。
○、子供がちょろちょろしていて、仕事の邪魔だ。
②、たらたら(副詞)
液体が続けて、流れ落ちる様子。(~流れる、~垂れる)
○、汗がたらたら流れた。
○、腕から血がたらたら垂れている。
③、ぽたぽた(副詞)
水などが続けて、垂れて落ちる音や様子。(~落ちる、~垂れる)
○、洗濯物から水がぽたぽた垂れている。
○、額から汗がぽたぽた落ちた。
④、ぽろぽろ(副詞)
小さい物が、続けて、零れ落ちる様子。(~こぼれる、~落ちる)
○、彼女の目から涙がぽろぽろこぼれた。
○、箸の使い方が下手で、ご飯粒がぽろぽろ落ちた。
⑤、ぱらぱら(副詞)
雨などが少し降ったり、ものが少し落ちてきたりする音や様子。(~降る、~落ちる)
○、雨がぱらぱら降ってきた。
○、木の葉がぱらぱら落ちてきた。
3、いろいろな音や様子
副詞。決まった動詞と一緒に使うことが多い。
①、ぽきぽき(副詞)
細長いものをたくさん折る音や様子。(~折る、~鳴らす)
○、そのレスラーは指をhぽきぽき鳴らしながら、「来い!」と言った。
○、小枝をぽきぽき折って、火に入れた。
②、びりびり(副詞、~する)
紙や布などを破る音や様子。(~破る)
電気などにしびれる様子。(~来る、~感じる、~する)
○、彼は手紙をびりびり破った。
○、機会に触ったら、びりびりきた。
③、ごろごろ(副詞、~する)
重いものが転がる音や様子。(~転がる、~転がす、~する)
雷の音。(~鳴る)
○、山の上から岩をごろごろ転がした。
○、雷がごろごろ鳴っている。
④、ぶくぶく(副詞、~に)
泡の出る音や様子。(~出る)
格好悪く太った様子。(~太る)
○、お風呂から泡がぶくぶく出ている。
○、最近、あの人はぶくぶく太った。
ワンポイントレッスン
「ころころ」と「ごろごろ」
「ころころ」や「とんとん」のように、清音で始まるものは、「小さい、軽い、乾いている」音や様子を表す。
「ごろごろ」や「どんどん」のように、濁音で始まるものは、「大きい、重い、乾いていない」音や様子を表す。イメージのよくないことが多い。