辞書には
『(「すか」は「すかす(透)」の「すか」か)あてがはずれること。だまされること。また、見当違いなことをした人をののしっていう語。まぬけ。すこたん。すか。*浄・双生隅田川‐四「此軍介をあづまへやり、ほっかりすかたんさせんとな」
国語大辞典(新装版)小学館 1988』と載っています。
アクセントは「スカタン」の「タ」に来ます。「スカタン」の「~タン」は「アゴタン」(顎)、「デボチン」(おでこ)の「~タン」や「~チン」と同様に特に意味の無い接尾語です。
【例】
何スカタンばっかりやってんねん!
くじ引きなどてはずれを引くことを「スカ」といいます。私はこの言葉は共通語だと思っていましたが、どうもそうではなく近畿地方を中心に使われる言葉のようです。
音のしない屁のことを「スカ屁」、頼りなく存在感の無い人のことを「スカみたいなやっちゃ」と言います。