僕は上から目線の物言いが嫌いです。どんなに偉い人だろうが、上から目線な時点で95%「見限り」ます。
「上から目線」で人が動くと考えるのはもう時代遅れです。
注:「上から目線」包含有居高临下、(上对下)审视、及轻视的意味。
工場制労働の時代は高圧的な態度でも人が動いたかも知れません。
新しいものを作り出すこと(創造性、クリエイティビティ)が重要になるこれからの時代は、高圧的なマネジメントは機能しないと考えます。
大義を共有し、弱みと強みを見抜き、権限を委譲し、人格を信頼し、遊ぶように働いてもらう、そういう環境を作ることが、これからのマネジメントだと僕は思います。
「上から目線」で動かせる範囲は、今後小さくなっていくでしょう。いずれ、誰も動かなくなります。創造的な仕事も生まれないでしょう。
優れたリーダーは権限委譲が巧みです。
先日対談したライフネット生命の出口社長は「社員が言うことを聞かないで勝手に色々始める」という印象的な話をしてくださいました。
僕が尊敬するリーダーの一人、NGO/PLASの代表、門田さんも「私は何もしてないけどメンバーが勝手にやってくれてる」という発言をしていました。
こういうマネジメント、リーダーシップのあり方が、創造性を発揮させる環境を作るのだと思います。
世界の変化とともに、望ましいリーダーシップのあり方もまた、急速に変化しています。
既にそうかも知れませんが、「上から目線」で人を動かそうとするのは、一層ナンセンスになっていくでしょう。
皆さんは「上から目線」というスタイルについてどう考えますか?これからの「人の動かし方」はどうあるべきだと思いますか?