“どこへ行った”より“何をしたか”
娘の話では、毎年、夏休みが明けると、“夏休みに、どこへ行ったか”が話題になるそうです。子どもたちの答えは、有名テーマパーク、ハワイ、海外旅行.....。遠いところへ行った子ほど、みん
なに「スゴーイ、いいなー」と言われるようです。
2、3年前からは、私も元気になり、家族で旅行もできるようになりましたが、以前は、病気がちだったため、どこにも連れて行ってやることができませんでした。
夏休み明けの娘は、「○○ちゃん、▲▲に行ったって。私も行きたいな.....」と寂しそうにしていました。
先日、こんなことを婦人部の先輩と話していたら、その方がこうおっしゃいました。“どこへ行ったか”ではなく、“何をしたか”が大切よね」と。本当に「その通り」と思いました。
モノがあふれ、豊かになったのはいいことですが、家事をみんなで助け合うことが減り、人のためにできることをするボランティアが希少価値のように扱われ、「心の豊かさ」には、ほど遠い世の中なのではないでしょうか。
この夏は、息子や娘が今までできなかったことに挑戦できる環境づくりをして、共に成長し、共に喜べる夏休みにしたいと願っています。
注釈:
テーマパーク[名]主题公园
ハワイ[名]夏威夷
溢れる(あふれる)[自下一]满,溢出
希少価値(きしょうかち)[名]因稀少而显示其价值,缺为贵
問題:
休み明けに子供の間ではよくどのようなことが話題にされていますか。
1、何をしたかということ
2、どこへ行ったかということ
3、楽しかったかということ
4、家事は多かったかということ
なぜ“どこへ行ったか”より“何をしたか”のほうが大切なのですか。
1、今まで出来なかったことがあるからです
2、どこへ行ったらよいか分からないからです
3、生活が豊かになったからです
4、心の豊かさがもっと重要だからです
文章を書いたのはどのような人ですか。
1、新聞記者
2、旅行者の社員
3、お母さん
4、学校の先生
答案:2,4,3
参考译文:
“去哪了”与“做了什么"相比
关于与女儿的交谈,据说每年暑假结束的时候,“暑期去哪了?”成为了话题。孩子们的回答是,著名的主题公园,夏威夷,海外旅行……。对去遥远地方的孩子,好像会被说:“很厉害,很好。”
从两、三年前开始,我的身体好起来了,也能和家族一起去旅游了。而以前因为很容易生病,去哪里都不能随着一起去。
结束暑假的女儿,好像感觉着很寂寞:“听说某某人去了某地方,我也想去。”
前些日子,把这些事说给妇女部的前辈听,他们这样说的:“‘去哪里了?’不重要,重要的是‘做了什么’。真的觉得“他们说得很有道理。”
东西多了,丰富了是件好事。而家务活大家一起互相帮忙的却变少了,为了人类而做力所能及的帮助的志愿者被认为因为稀少而珍贵。对于心理的丰富,不是存在于相当悠久的历史中吗?
这个夏天,希望创造一个环境使儿女们挑战至今为止不能做的事情,并一起成长,能共同快乐地度过这个暑假。