最近のペットはしあわせものです。
洋服を着せてもらったり、風邪でも引こうものなら、それこそ、我が子より大事にされます。もっとも、子どものいない夫婦に、愛犬家や愛猫家が多いようです。
ペットが大きらいという友人もいます。
彼は、郊外に建売り住宅を求めて住んでいます。幸せな生活を数年過ごしていたのですが、あるとき、とうとう幸せでないことになりました。というのは、隣の空き地に、犬好きの人が家を建てたのです。それも、キャンキャン鳴きはねるスピッツ。うるさくて、うるさくて、休日は頭が痛くなるほどだと、友人は言います。殺してしまいたいほどだとも言います。
うるさいだけで、殺したいのかと思いましたら、そうではないのです。名前が気にいらないのです。
彼の名前は岡田太郎で、犬の名もタローです。
毎日、隣の奥さんにタロ-、タローと呼ばれるのは不愉快なんです。それも、しかられると、本当に頭にきます。彼が、トイレで朝の用を足していると、隣から奥さんのカン高い声。
┌タロー、そこでウンチしちゃダメよ。┘
┌いいじゃないか。てめえのうちで、ウンチして、何が悪い— ┐
译文对照:
最近,宠物生活得真是幸福。
主人给穿上漂亮的衣服,如果得了感冒,那可真是比对自己的孩子照顾得还周到。不过,应该说在没有孩子的夫妻当中喜欢猫啊狗阿的人比较多些。
但我也有讨厌狗的朋友。
他在郊外买了一处新建住宅并住在那里。虽说过了几年的幸福生活,但生活终于变得不行起来。原因是,有一个喜欢狗的人,在隔壁的空地上建了房子,而且养的是喜欢汪汪叫的丝毛犬,简直是讨厌极了。听那位朋友说,休息日让狗叫得脑袋直疼,真想把它杀了才解气。
仅仅是因为吵,就想把那条狗杀了吗?其实并非如此,是因为不喜欢狗的名字。朋友的名字叫冈田太郎,狗的名字也叫太郎。
每天,隔壁的主妇喊叫“太郎!太郎!”时,朋友很不高兴。特别是训斥狗时,更是令人恼火。朋友早晨进了厕所之后,隔壁传来了祝福的尖锐喊声:
“太郎,可不能在哪儿拉屎啊”
“有什么不对的,在他妈你家拉屎,有什么不对。”我那朋友暗暗地回敬道。