あるとき、冬が春をバカにして、さんざんののしりました。
「あんたが姿をあらわすと、人間はみんな落ちつかなくなってしまう。野原や森へ花をつみに出かけて、つんだユリやバラをくるくるまわしてみたり、髪にさしたりする人もいるし、船をこぎ出して、海をこえて外国までいく人もいるし、みんなうかれて、風や雨のことなど考えようともしないありさまだ。それにひきかえ、わたしはおそろしい王さまみたいなものよ。わたしは人間が空ばかり見ないで、ちゃんと、自分の足もとの地面を見るようにしてやる。わたしはみんなをこわがらせ、ふるえさせるのよ。外に出るのをあきらめて、一日中、家に閉じこもっているようにさせてやるのよ」
冬がいばっていると、春は、
「だから、人間はあなたがいなくなくとホッとして、おおよろこびするのですよ」
このように、人にきらわれているのが自分でわからない人はおおぜいいます。
有个时候,冬天很瞧不起春天,并且狠狠的数落她。
只要你一出现,大家都不安分起来了。原野和森林里,花朵肆意开遍,百合和玫瑰也接着开满了各处,有些人把它们摘下戴在头上,有些人开始划船远渡国外,大家都醉心于此的样子尽管刮风下雨也无所谓。
和你相反,我就像一个大家畏惧的威严的王一样。我让人们几乎从不敢抬头看,只是规规矩矩的看到自己脚下的地面而已。我让所有人都害怕我,都对我战战兢兢的。他们不敢出门,一整天都只能关在家里。
冬天大吹大擂后,春天对他说:
所以,你一过去后,人们就放心松了口气,都非常高兴了。
和这个故事一样,有很多人被别人讨厌着,自己还不知道