場面会話1(李と王は観光客、ともに男性。黄は観光案内所の人。張は通行人。)
李:すみません、ちょっとお聞きしますが、観光案内所はどこにありますか。
張:京都駅の出口のほうです。
李:どうも。
(観光案内所に着いた。)
李:私たちは今日一日京都見物をしたいのですが、どうしたら名所古跡がたくさん見られますか。
黄:お二人ですね。観光バスの一日コースを利用したらどうでしょう。
李:一日こーすって、何か所見られるんですか。
黄:このコースが一番多くて、金閣寺、銀閣寺、清水寺、嵐山など、六か所を廻ります。
李:それはいいですね。今日のこーすはまだ間に合いますか。
黄:ええと、今9時16分ですね。まだ9時30分のがありますから、間に合います。
李:その観光バスのチケットはどこで買うんですか。
黄;あそこに白い看板が見えますね。あそこが観光バスの切符売場です。急いでください。
李:どうも。
場面会話2李:有名な三十三間堂はここだったのか。
王:すごいね、数え切れないぐらいたくさんの仏像があるね。
李:やっぱり、一人一人の表情が違うね?
王:えっ本当に違うの?
李:それと、この中に、自分に似ている顔が必ず一つあるって聞いたけど、見つからないなあ。
王:あの怒っている顔が君に似ているんじゃない。
李:あれが僕に似ているって言うの?冗談は止せよ。じゃ、一緒に記念写真を撮ろう。
王:ここで撮っちゃだめだよ。あの看板に「撮影禁止」って書いてあるだろう。
李:そうか。じゃ、後で外で撮ろう。
王:あっ、ガイドさんが説明している。前のほうへ行こう。